恐怖症への対応

恐怖症というのは、ある特別な事物や状況に対して持つ持続的な恐怖心のことをいいます。
生まれながらに恐怖症の人はいません。それは学習された反応です。
閉所恐怖症(閉ざされた空間に対する恐怖)、
広場恐怖症(広い空間に対する恐怖)、
高所恐怖症(高い場所に対する恐怖)等があります
恐怖症は、普段は合理的に通常の社会生活に適応している人の内にも存在します。
恐怖症の人はしばしば自分の恐怖心が非現実的なものだと認識していますが、それに立ち向かうことが
できないでいます。
状況をさらに複雑にしているのは、ある事物に対して恐怖心を持っている時、実はその根底に全く異なる事物に対する恐怖心が横たわっている場合があるということです。
典型的には、ある不安が形成された時、その不安を身の回りの別のものに付着させるというものです。
1例をあげれば、自分の仕事が嫌いでたまらない人が、バスはただその職場にその人を運ぶ手段に過ぎないにもかかわらず、バス恐怖症になるという例です。 
恐怖症の人があまりにも頻繁に恐怖を感じ心身が衰弱していき、それが人生に大きな影響を及ぼすという場合があります。
恐怖症のため情緒面で、そして社会面、仕事面で日々の生活に支障をきたすようになった時は、治療を受ける必要があります。
催眠は穏やかな治療法です。
恐怖症患者は対面誘導において、恐怖と直面している自分自身を想像するように言われます。
そこでその恐怖がどれほど小さいものであるか確認するように言われ、次に、その恐怖にもかかわらず
あなたは完全に平静ですと告げられます。それによって恐怖に打ち勝つ自分を確認できます
退行催眠によってあなたの過去に根差している恐怖症の原因を明らかにしていくことも行われます。

 

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