悪癖の解消


不健康な習慣的行為は、顕在意識ではなく潜在意識によってコントロールされていま
す。それゆえ潜在意識に働きかけることによって、悪癖の抵抗に打ち勝ち、永久的に
習慣を変えることができます。習慣的行為の多くは、かつては個人にとって意味を持っ
ていた行為がその役目を果たした後も永く存続し続け、神経症的な定められた行為に
転化するという形で生まれます。例えば若い人は最初、自分が大人であることを示そ
うとしてタバコを吸い始めますが、成人してそのような特別な見せ就け行為をする必
要がなくなっても、喫煙を続けます。

催眠は、喫煙、過食症、アルコール依存症のように習慣が衝動強迫の段階にまで達し
た破滅的な悪癖を抑制するために活用することができます。また、つめ噛みなど、よ
く見られる自傷行為を止めさせるためにも用いられます。催眠療法士の多くはこのよ
うな症状に対して、「自我強化暗示」を用います。それはターゲットとなる悪癖を除
去することを直接の目的にしたもので、「あなたはその悪癖に打ち勝つことを誇りに
思い、満足します」というような暗示を使います。もうひとつの方法に「嫌悪療法」
があります。これはその行為の不快な側面を強調することによってそれを嫌いにさせ
るというものです。

 

Copyright © 2006 催眠療法を催眠療法士が解説した用語集とヒプノセラピストの紹介. All rights reserved

TOPへ 08.催眠療法 悪癖の解消